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電気炉について

電気炉は、電気のエネルギーを熱に変えることでモノを加熱する窯です。
 
特殊な金属で加工されたヒーター線に電気を流すと、普通の電線に比べて電気が流れにくいために、ヒーター線が熱を持ちます。この熱で焼成します。
これをジュール熱といい、わたしたちの生活の中にもそれを利用した製品がたくさんあります。ポット、アイロンやトースターなどです。
 
陶磁器の製造には1200℃以上の熱が必要ですから、その熱に耐えた上で、繰り返しの使用にも耐える必要があります。このことからも、いかに電気炉のヒーター線が特殊な素材であるかお分かりいただけると思います。電気炉でもっとも重要なパーツです。
 
電気炉では、熱く真っ赤になったヒーター線の輻射熱で炉内の温度が上昇していきますが、この発熱の強さはヒーター線に流す電流をコントロールすることで容易に制御できます。そのため小さな窯でも大きな窯でも、現在ではプログラム制御ができるようになっています。
 
※輻射とは、太陽のように離れていてるものの熱が地球にまで届く現象のことです。それと同じ現象は、日常生活においても電気コタツや電気ストーブにみることができます。
 
 
電気炉はガスや灯油を燃料とする窯とことなりエントツがありません。
そのためより小型化することが出来ますし、家庭用の100Vの電気炉も発達し、これまで以上に効率よく作品づくりや釉薬のテストを行えるようになりました。
 
 


100Vの電気炉 K-240Cふくおか陶芸窯仕様のページはコチラ
 




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